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第8回フェアトレードタウン国際会議フェアトレード・フェア

“幸せの国”として知られるブータン。

その実情はグローバル化の波を受けて急激な変貌を遂げつつある。

辻信一(環境運動家、明治学院大学教授)氏とぺマ・ギャルポ氏(チモン・モアンプロジェクト代表)から、ブータン東部のチモン村で、「チモン・アモン」プロジェクトを立ち上げ、コットン文化を再生されたお話を聞く。

<辻 信一(つじ しんいち)>

文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに環境=文化運動を進める一方、環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。著書に『降りる思想~江戸・ブータンに学ぶ』(共著、大月書店)、『英国シューマッハー校ーサティシュ先生の最高の人生をつくる授業』(講談社)、『他力・自力のしあわせ論~こうやって生きれば大丈夫』(共著、七つ森書館)など。映像作品には、『ファン・デグォンのLife is Peace with 辻信一』(ゆっくり堂、DVDシリーズ第3弾)など。

辻 信一HP:http://www.sloth.gr.jp/tsuji/

 

<ペマ・ギャルポ(Pema Gyalpo)>

ブータン「チモン・モアン」プロジェクト代表ブータンにおける観光が自由化された当初からガイド、ツアーオペレーターとして働き、やがて独立して、「エンシェント・ブータン・ツアーズ&トレックス」を設立。9年前、GNHについての調査のためにブータンを訪れた辻信一と出会い、意気投合。以来、エコツーリズムやGNHツーリズム、さらにホームステイを中心としたエコカルチャーツーリズムなどを企画、実施し、ブータンの先駆けとなる。グローバル化の波を受けて急激に変貌するブータンにおける遠隔地域の将来を憂慮し、山村の持続可能な発展を模索。2年前、自分の出身地であるペマガツェル県チモン村を舞台に、プロジェクト「チモン・モアン(チモンの綿)」を立ち上げ、村人たちとともに、栽培から染織までを網羅するコットン文化を40年ぶりに再生。同時に、村の食料自給を軸とする安定したローカル経済を再確立することによって、ブータンにおけるひとつの発展モデルとすることを目指している。エンシェント・ブータン・ツアーズ&トレックス

HP:http://www.bhutanancient-jp.com/

 

ナマケモノ倶楽部の友産友消~ローカル化とフェアトレード

〜地域と地域がつながって、お互いの文化や暮らしのあり方を育て合うフェアトレード〜

 福岡はウインドファームの中村隆市さんとブラジルのカルロスさんの絆からはじまり、全国のスローカフェムーブメント、slowwatercafeのエクアドルの女性や辺境の村とのものづくり、そして今始まろうとしている、ブータンのチモン村のコットンのプロジェクトについて、生産者リーダーのペマさんをまねいて、ナマケモノ倶楽部のフェアトレードを縦横無尽にお話します。

 小さな観光とものづくりの両輪は、これからローカル化する日本の地域づくりの参考にもなること間違いなしです。

テーマ:

 ペマさんの出身地でもあるブータン東部奥地の村チモンで、コットン文化再生のための「チモン・モアン」プロジェクト とGNHツアーの名で知られるスローツーリズム、ナマケモノ倶楽部が発足当初から取り組んできたエクアドルでのフェ アトレードやスローツーリズムなどの事例をもとに、フェアトレードに変わる「シェアトレード」と地産地消に変わる 「友産友消」、エコツーリズムや農の可能性について語り合っていく。

 

●各地の事例紹介

 1.ブータンチモン・モアンプロジェクト、GNHツアー

 2.ナマケモノ倶楽部、Slowwatercafeやウインドファームなどのエクアドルでのフェアトレード、スローツーリズム事業

 

●出演者全員で「シェアトレードと友産友消」についてパネルディスカッション*1階の見本市会場では、ブータンとエクアドルの 商品の販売もあります。

出演者:

  辻信一(ナマケモノ倶楽部世話人、明治学院大学教授)

  ペマ・ギャルポ(ブータン「チモン・モアン」プロジェクト代表、エンシェント・ブータン・ツアーズ&トレックス)

  藤岡亜美(ナマケモノ倶楽部共同代表、スローウォーターカフェ有限会社)

  中村隆市(ナマケモノ倶楽部世話人)

日時:3月28日 13:00~14:00

場所:国際交流会館6Fホール

ブータン展は終日

日時:3月28日(金)~30日(日)

場所:国際交流会館 3階 研修室1

 

日時:3月28日(金) 15:00~16:30

場所:国際交流会館

   3階研修室1(ブータン展内)

© 2013-2014 by The8th International Fair Trade Towns Conference in Kumamoto

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